フィリピンから寄付品の現地報告
フィリピンでの現地の不用品の行方などの報告
お送りいただいた不用品は40ftのコンテナへ詰め込みをして船便でフィリピンのマニラへ運ばれます。
フィリピンではコンテナの中に入っている不用品は直接利用するお客様の手に渡るのではなく、業者が集まるオークション会場へと運ばれ、オークション会場で仕分けをされセリにかけられます。
こちらが見なさんがお送りいただいております不用品が送られておりますオークション会場のフジジャパンオークションとなります。

セリ人が大きなスピーカーにつながったマイクを使い、一つ一つの商品を簡単に説明してバイヤーさんに早口で値段をつけて次から次に商品が競り落とされていきます。
すごくにぎやかで活気がある会場です。


コンテナから降ろされた荷物はそのままでは品目も数量もバラバラなのでまず現地スタッフが時間をかけて仕分けを行っておきます。
食器なら食器だけのプレートを作ったり、調理器具は調理器具だけ、工具は工具だけとバイヤーさんが購入しやすいちょうどよいサイズに小分けしして事前準備となります。

ここで食器一つをとっても、何となく同じ種類のを寄せ集めにして、ガラスだけのプレートや柄の入った食器のプレートや様々な種類に仕分けされております。



この仕訳に相当時間をかけて準備をしてから週に2~3回程度開催されるセリに出品されてバイヤーさんの手に渡っていきます。
こちらのフジジャパンオークションでは1回の開催で40ftコンテナ約2本分の取引が行われており、
こちらのバイヤーさんが購入された商品は主に2種類の販売方法に分かれます。
従来はリサイクルショップのような店舗で小売りをされていく形式が多くありましたが、現在フィリピンではフェイスブックなどのライブオークションで1点づつ商品を紹介して販売していくような売り方が大変多くなっております。
今回お邪魔したフジジャパンオークションの中のバイヤーさんに日本語が話しできるバイヤーさんがいらっしゃったので、お話をさせていただきました。

彼女は英語の先生として日本の学校に勤めていたこともあるらしく、日本の事をよく理解しておりました。
毎月仕入金額を決めてこちらのオークションで仕入れをしてフェイスブックライブオークションで販売してこの販売方式を仕事として3年くらいは生活されているらしいです。
現在は裏方スタッフを3名~4名雇用されているともおっしゃっておりました。
仕入れ商品についてお伺いしたところ、調理器具など実用品が売れやすく販売の中心となっているということでした。
皆さんが送られた不用品が色々な人の手に渡りこのようにして再利用されております。
実際にこちらのライブオークションも見ても問題ないということでアクセスするアドレスも教えていただきましたので、フェイスブックで「Ann ya Japan surplus onlineshoppe」こちらを検索していただくと彼女のライブオークションの様子も見れるようになってます。
日本の不用品がこのようにして海外のエンドユーザーの手に渡っているということが見られます。
もう一つの販売方法としてリサイクルショップの実店舗にて店頭販売となります。

こちらの店舗はマニラの中心街にあり駅近くで人通りが多い場所にあり、10年以上は先ほどのフジジャパンオークションのようなオークションで仕入れをしてこちらの店舗で小売りをしております。
ちなみにフィリピンでは中古品のオークション会場だけで10以上の会場が存在します。
店内は入口から食器やバッグや調理器具などよく売れる品目が所狭しと陳列されており、奥に進むと時計や置物、工具やおもちゃと種類ごとにきれいに陳列されています。

私がお伺いした時間帯は現地の17時前くらいの時間帯でしたが、帰宅途中に寄ったのか調理器具やおもちゃなどを店員さんと交渉している場面が頻繁に見受けられました。

こちらの店舗は街中ということもあり売り場面積に限りがあり、小物中心の店舗になっておりましたが、次にマニラの中心街から車で約一時間程度走った場所にある郊外型の店舗にお邪魔しました。
郊外型店舗
こちらにも先ほどの店舗同様に、食器や調理器具やおもちゃなどを中心に販売されておりましたが、郊外型で店舗面積もあるので家具やアップライトピアノや衣類まで日本から送られた様々な物が販売されております。

大きな壺やぬいぐるみの大きなコーナーも設置されており、来店したお客様はバッグや衣類を品定めしたり、展示されている家具などを店員と交渉しておりました。


店員さんに通訳を交えて色々お話させていただきましたが、工具や調理器具は早く売れてしまうと教えていただけましたが、逆に家具など大型商品の売れ行きは遅めだとの事でした。

リボーンプロジェクトでお送りいただいている不用品はこのような経路をたどり現地の方に利用され、その売上で毎月ワクチン寄付されております。
不用品と一言で言っても方法によっては海外の人にまだまだ喜ばれるアイテムとなり、また子供たちのワクチンにも変わるということができる大切な資源であることを再認識することとなりました。
品目に多少制限はございますが、今後も皆さんの不用品を現地の笑顔と子供たちのワクチンにもっともっと変えて行ければと思っております。
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