「捨てるのはもったいない」だけじゃない。持ち続けることにもある、別のもったいない

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お出かけ用に買ったワンピースや、ヒールの高いパンプス。「おしゃれして出かけるときに着よう」と思って奮発して購入したけれど、子どもが生まれてからは、そんなおしゃれ着を着る日も限られ、数回使っただけで、いつしかクローゼットや靴箱にしまったままに。
高かったものだし、また子どもが大きくなったら着るかもしれない。そんなふうに思って、なかなか捨てられないものはありませんか?
思い切って買ったものや、思い入れのあるものは、「捨てるのはもったいない」と感じて、なかなか手放す決心がつかないものです。
では、捨てずに持っておくことが、本当にものを大切にすることになるのでしょうか?
この記事では、「捨てるのはもったいない」という気持ちの奥にあるものを考えながら、ものを大切にするための手放し方をご紹介します。
目次
「捨てるのはもったいない」と思うのはなぜ?
「捨てるのはもったいない」と思うことは、決して悪いことではありません。
まだ使えるものを簡単に捨てたくない。せっかく手に入れたものだから、大切にしたい。そう思うのは、ものを無駄にしたくないという気持ちがあるからではないでしょうか。
「もったいない」という気持ちは、ものを大切にしようとする気持ちのあらわれでもあります。
では、私たちはどんなときに、そう感じるのでしょうか。
「もったいない」には、いろいろな気持ちが隠れている
「もったいない」と思うとき、単純にものそのものを惜しんでいるとは限りません。
ものに対する、さまざまな気持ちが隠れているのです。
- まだ使えるから
今は使わないけれど、またいつか何かに使うかもしれない。痩せたら着られるかもしれない。下の子が使うかもしれない。など、先のことは分からないけれど、持っておいたほうが安心だと考えてしまいます。
- 高かったから
買うときに、いつも自分が買っているものよりも高い値段で購入したものは、処分することで、そのお金の価値まで捨ててしまうように感じてしまいます。
- もらったものだから
あまり使っていないけれど、せっかくもらったものだから、捨ててしまうのは相手に悪いと、罪悪感を抱いてしまう人もいるでしょう。
- 思い入れがあるから
家族で出かけたときに買った記念の品や、子どもがよく使っていたものなど、思い出とひもづいているものは、思い出まで消えてしまうように感じてしまうことがあります。
このように、ものに対するさまざまな気持ちが重なり、「捨てるのはもったいない」と感じるのです。
でも、「捨てないこと=ものを大切にすること」なのでしょうか?
「捨てない」ことにも、別の「もったいない」がある
使うものも、使わないものも、保管しておくためには収納スペースが必要です。その収納スペースが使わないものであふれていたら、どうでしょうか。
また、ものが増えていけば、必要なものを探す時間もかかってしまいます。
掃除をしようと思っても、使わないものをその都度移動させなければならないこともあるでしょう。
使わないものを持ち続けるということは、大切なものを収納するスペースを奪ったり、必要なものを探す時間や掃除の手間を増やしたりすることにもつながります。
そう考えると、「捨てるのはもったいない」と思って持ち続けることが、別の「もったいない」を生んでいると思いませんか。
本当に大切なのは「捨てること」ではなく「ものを活かすこと」
もちろん、使っていないものをすべて処分する必要はありません。今も役割があるものは、これからも大切に使っていけば良いのです。
また、思い出があり、まだ手放す決心がつかないものも、無理に処分する必要はありません。気持ちの整理がつくまで、大切に持っていて良いでしょう。
一方で、「今は役割を果たしていない」「1年以上使っておらず、これからも使う予定がない」といったものは、手放すことを考えてみても良いかもしれません。
大切なのは、「使っていない=不要」と決めつけることではなく、「これから使う予定があるか」「今後も自分にとって必要なものか」を考えてみることです。
そして、手放すと決めたものも、必ずしも捨てる必要はありません。「誰かに譲る」「リユースする」「寄付する」など、次の人に使ってもらう方法もあります。
不用品を処分することに抵抗を感じる人もいるでしょう。だからこそ、ただ捨てるのではなく、まだ使えるものを次の人につなぐことも、ものを大切にする方法の一つです。
ものを手放すことは、ものを粗末にすることではありません。自分では使わなくなったものを、もう一度誰かの役に立てること。それも、そのものの価値を活かす方法なのです。
整理すると、自分の暮らしにもメリットがある

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使わない不用品を手放すことで、暮らしにもメリットが生まれます。
例えば、収納に空間が生まれることで、必要なものが見つけやすくなります。
また、掃除がしやすくなったり、空間が広くなったりすることで、片付けの負担を減らすこともできます。
何より、ものが少ない状態は、気持ちをスッキリさせることにもつながります。
使わないものを「寄付」という形で次につなぐ
手放すことを決めたものの中に、まだ使えるものがあるなら、「捨てる」のではなく「寄付する」という方法もあります。
リボーンプロジェクトでは、全国の皆様から不用品を送ってもらい、東南アジアで販売することで、新たにものを必要とする人につなげています。また、その収益金をワクチン寄付に充てています。
自分にとっては使わなくなったものでも、誰かのもとで再び役割を持ち、さらに支援にもつながる。
「もったいない」と思って処分できなかったものを、誰かの役に立つ形で次につなぐことも、ものを活かす方法の一つです。
まとめ

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「捨てるのはもったいない」と思う気持ちは、ものを大切にしたいという想いのあらわれでもあります。
ただ、使わないものを持ち続けることで、収納スペースや探す時間、掃除の手間など、別の「もったいない」が生まれることもあります。
大切なのは、何でも捨てることではなく、そのものが今も役割を果たしているかを考えること。
もし自分では使わなくなったものでも、誰かに譲ったり、寄付したりすることで、もう一度活かせるかもしれません。
「捨てる」だけではない手放し方を考えてみませんか。
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