サーキュラーエコノミーとは?身近な不用品を次の人につなぐ暮らし

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最近よく耳にするようになった「サーキュラーエコノミー」という言葉をご存じでしょうか。
聞いたことはあるけれど、実際に説明するとなると難しい。「私たちにはあまり関係なく、政府や企業が取り組んでいることでは?」と思っている方もいるかもしれません。
確かに少し難しく聞こえる言葉ですが、実は私たちの暮らしの中にも、サーキュラーエコノミーにつながる行動があります。
今回は、サーキュラーエコノミーとはどのような考え方なのか、そして私たちが身近にできることについて紹介します。
サーキュラーエコノミーは「捨てない」だけではない
サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、資源や製品の価値をできるだけ保ちながら、繰り返し利用していく考え方です。
これまでの社会では、資源を使ってものをつくり、使い終わったら捨てるという「大量生産・大量消費・大量廃棄」の一方通行型の経済活動が中心でした。サーキュラーエコノミーでは、ものを長く使ったり、修理や再利用をしたりすることで、資源をできるだけ循環させ、廃棄物を減らしていきます。
サーキュラーエコノミーと聞くと、少し難しく感じるかもしれません。そこで、3R(リデュース・リユース・リサイクル)という言葉を思い浮かべてみてください。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
3Rは、ごみを減らし、ものを繰り返し使い、使い終わったものを資源として再利用することで、限りある資源を有効に活用する考え方です。 サーキュラーエコノミーは、こうした考え方をさらに広げ、ものを長く使う、誰かと共有(シェア)する、使わなくなったものを別の人が使うなど、ものや資源の価値をできるだけ保ちながら、経済活動全体を循環させていきます。
つまり、サーキュラーエコノミーは「捨てない」だけではありません。「まだ使えるものを、どうすれば次につなげられるか」と考えることも、その一つなのです。
私たちの暮らしにも「循環」はある
ものを「捨てずに活かしていく」という視点で考えてみると、実は私たちの暮らしの中にもできることがあります。
例えば、購入したものをすぐに新しいものへ買い替えるのではなく、できるだけ長く使う。壊れたものは修理して使えないか考える。使い終わったものを適切に分別して、資源として再利用できるようにする。そして、自分では使わなくなったものを、家族や友人など次の人につなぐこともその一つです。
我が家では、娘と服や化粧品を共有したり、お互いが使わなくなったものを譲り合ったりすることがあります。
家庭という小さな単位でも、こうした「まだ使えるものを次の人へ渡す」という行動が、ものを無駄にしないための身近な取り組みにつながります。
「サーキュラーエコノミー」と聞くと大きな社会の仕組みに感じますが、まずは自分の身の回りにあるものをどう使い続けるか、というところから考えることができます。
「不用品を次の人につなぐ」ことも循環の一歩

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不用品とは、自分にとって「もう必要ではない」と判断したものです。しかし、自分には不要になったからといって、そのものの価値までなくなったとは限りません。
まだ使えるものであれば、「捨てる」のではなく、「次の人につなぐ」という選択肢があります。
例えば、知人や親類などに譲る、リユースショップへ販売する、必要とする人へ寄付するなど、さまざまな方法があります。
リボーンプロジェクトでは、全国から集めた不用品を回収し、東南アジアの国々で必要とする人に再販売しています。まだ使えるものを次の人につなぐことで、廃棄物の削減につながるだけでなく、現地での雇用や収益を生み出しています。
さらに、その収益金は海外の子どもたちへのワクチン寄付にも活用されています。
家庭で使わなくなったものが、誰かの手に渡り、再び使われる。その過程で仕事や収益が生まれ、さらに海外支援にもつながっていく。
このように、ものを次の人につなぐことから、その先に新たな価値や経済活動が生まれることも、サーキュラーエコノミーの考え方につながるのではないでしょうか。
一人ひとりの選択が、循環する社会につながる
サーキュラーエコノミーは、政府や企業だけが取り組むものではありません。私たち消費者にも、できることがあります。
購入したものを大切に使う。できるだけ長く使う。使わなくなったときには、捨てる前に「まだ誰かが使えるのでは?」と考えてみる。
そして、譲る、リユースする、寄付するなど、自分にできる方法で次の人につないでいく。
一人ひとりの行動だけで、社会全体の仕組みがすぐに変わるわけではありません。それでも、ものを「捨てる」だけで終わらせず、「次に使う人」を考えることは、資源を循環させるための小さな一歩になります。
そう考えると、あなたの家にある不用品の見え方も、少し変わってきませんか?
「もう使わないから捨てよう」と思ったものがあれば、まずは「次に使う人はいないかな?」と考えてみることから始めてみましょう。
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